子どもは自由に遊び
様々な人や自然と出会い
色々な経験をする中で
自らの世界を広げます

プレーワーカーズは、
子どもが遊び育つ社会の実現に向けて
プレーパークという子どもと地域と共につくる
遊び場づくりに取り組んでいます

代表挨拶

代表理事
須永 力 (通称:ぶんちゃ)

1990年から30年以上、子どもと遊びと遊び場に関わり続けている、日本で最も古株のプレーワーカー。

世田谷のプレーパークで遊び場とプレーワーカー(プレーリーダー)の存在意義を知り、阪神淡路大震災直後の神戸市長田区での遊び場づくりを通じて、子どもが負った痛手の特効薬は「遊び」であることを目の当たりした。仙台市海岸公園冒険広場での活動が宮城・東北の人々との本格的なつながりとなり、そして東日本大震災の被災地支援事業が、その後の人生の大きな礎となった。宮城県名取市に根を張り、東北の子どもの遊び環境悪化の阻止と改善を目指し「一般社団法人プレーワーカーズ」を設立。

大人にとって「遊ぶ」とはどんなことでしょう?
「ほっと一息、息抜き」「のんびり、休暇・余暇」「好きなこと、趣味」
こんな言葉で表せます。私も大人ですからよくわかります。
では、子どもにとって「遊ぶ」とはどんなことでしょう?

「生きる」
この言葉しか私には表現しようがありません。
必死です。全力です。強い意志、欲求、欲望です。
「息、飯、クソ、寝る」と並ぶ行為です。不可欠です。
それがうまくいかないと「窒息、飢餓、便秘症、不眠症」です。生命の危機です。
では、子どもが遊べない、遊ばない。それは生命の危機なのか。

例えばプレーワーカーズでは、遊び場をつくる時、その要素を代表的な惑星の名前に例えます。つまり「水・金(金属)・火・木・土」ということです。言うまでも無く、これらは人が生きるために絶対に必要なモノです。子どもは、これら「人が生きるために絶対に必要なモノ」を使って遊ぶことが好きです。なぜなら子どもは、遊ぶ中で生きるための積み重ね、習練ができるように、身について生まれてきているからです。やらずにはいられないのです。

子どもが自ら生きようとすることを守る社会を、子どもが遊び育つ社会を、あなたもプレーワーカーズと一緒につくり出しませんか?

一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事 須永 力(ぶんちゃ)

旧ホームページ掲載の代表挨拶はこちら

子どもは、

遊びがなければ生きていけません。水がなければ魚が生きられないのと一緒です。しかし、今の小学生の8割は放課後に野外で遊んでいないというデータがあります。

「遊び」は、

「遊ばされること」とは一線を画します。遊ぶことは人間の本能的な欲求であり、本人の強い意志の元に成り立つものです。
もしも、「遊びたい!」という欲望があるにも関わらず、子どもたちが「遊ぶ場所がない」「遊ぶ友だちがいない」「遊ぶ時間がない」という状況に置かれているとしたらそれは大人である私たちがすぐに改善すべき環境問題です。

遊び場づくりは、

「子どもは遊びを通じて自ら育つ」という認識を共有した大人たちが取り組む「子どもが遊ぶ権利」を保障するための一手であり、表現活動でもあります。

プレーワーカーズは、

「プレーパーク」を宮城県から広げていくことで、子どもがのびのび、生き生きと自由に遊び育つまちづくりに貢献したいと考えています。
子どもと地域と共につくるプレーパーク
一緒に活動しませんか?

プレーワーカーズが取り組むこと

宮城県内に114ヶ所のプレーパークを興します。

子どもにとって遊ぶことは生きることそのものなので、年に一度のスペシャルな体験ではいけません。子どもの毎日に自由を返すためには日常的な場づくりが必要です。私たちはプレーパークの先行都市である世田谷区や横浜市の人口当たりのプレーパーク数を調べ、宮城県独自の目標値を掲げました。それが県内に114ヵ所ということになります。しかし、現状は17ヶ所(2022年現在)に留まっています。プレーワーカーズは、東日本大震災直後から数多くの遊び場立ち上げ、プレーパーク運営に関わってきました。NPO・行政・市民グループなど様々なプレーパーク設置主体のサポート役になることができます。

プレイワーカーを育てます。

プレーパークの活動には、プレイワーカーが欠かせません。どんなに楽しげな遊具を配置したとしても「○○してはいけません」「○○しなさい」と大人が制限をかけ指示する環境では自由さを保つことができないからです。プレイワーカーは、子どもが「遊ぶ」ことを目的に環境づくりをする専門家です。子どもとの距離感や関係性のバランスを取りながら直接子どもの遊びに加わることもありますが、遊びを妨げる危険や価値観と向き合い調整することもしています。
プレーワーカーズは、全国各地へ講師の派遣を行ってきました。日本版「プレイワーク」の体系化にも協力しています。
はじめの一歩の講座から実践者向けの勉強会まで幅広く対応することができます。

子どもの自由と遊びの大切さを発信する

プレーパークづくりにプレイワーカーは欠かせませんが、プレイワーカーだけでも成り立ちません。地域に根差し活動を興す人、それを主体的に支える伴走者、想いに共感し活動を理解する協力者、寄付や協賛、助成などを通じた資金援助者等、たくさんの方々の力が合わさって実現するものです。
プレーワーカーズは調査・研究、実践から得た情報や気づきを元にSNSやイベント、シンポジウムなどを通して広く発信しています。

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