宮城の子どもの外遊び環境を変えるシンポジウム

2023年2月23日、仙台市市民活動サポートセンターにて、シンポジウムを開催しました。

会場・オンライン合わせて75名ほどが参加し、熱い議論になりました。

いま、子どもが外で遊んでいない。ということはずっと言われていますが、その改善のためには、どのようにすればいいのでしょうか?

具体的な解決策を探るために、プレーワーカーズに集うメンバー9人が会場参加の方々やオンライン参加の方々と一緒に討論しました。

最初のテーマは、「外遊びの文化はすでに途切れているのだろうか?」です。

「もう途切れているよ~」「いやいや、子どもは今だってすき間を見つけて遊んでいる!」「そもそも遊びとは…」といった前提を共有する話から始まり、

そこから、どうしていけばいいのか、という話題にも発展していきました。

休憩を挟み、2つ目のテーマは「子どもの冒険は許されないのか?」です。

登壇者は、手元のスケッチブックに自分の主張を書いて見せるのですが、

「アルプスの少女ハイジ」「人は不安に弱い」など、一目見ただけでは分からないキーワードも多数ありました。それでも、話を聞いていくと、「なるほど、分かる分かる」と会場も含め、共感のうなずきが見えてきます。

一方で、「いや、そうかもしれないけど、こうだよね!」という登壇者同士の激論もありました。

そうした白熱の中にも、笑いがあり、

子どもの外遊びの環境は、たしかに大変な状況であるけれど、前向きに明るく解決していこう!という空気感で会場全体が包まれていたような気がします。

細かな話の内容は、その時、その場を共有した人たちのものなので、すべてを共有することはできませんが、

・プレイワーカーでも、それぞれ違うんだ!

・もっと知りたくなった!

・できることからやってみよう!

などなど、たくさんの感想や意見ももらいました。

毎年思いますが、こういったイベントは、関わる私たちのモチベーションをもう一度奮い立たせてくれる良い機会だなと思います。