東北には山学校(やまがっこ)という言葉があります。かつて裏山は子どもの居場所でした。山は変わらずそこにあるのに、どこに行ってしまったのでしょう。
さあ、近くの山で遊びましょう。
木に触ったことはありますか? 葉っぱは? 実は?
山にはいろいろな動物や鳥や虫が棲んでいます。身近な山や林に近づいてみましょう。
落ちている枝でも拾って、歌でも唄いながら。季節ごとの飽きることのない楽しさに気づくと思います。

川で遊びましょう。
昔は「川ガキ」と呼ばれる子ども集団がいました。
川が子どもの遊び場だったんです。
身近にはどんな川がありますか?
川は千差万別。だから遊びも変わります。
水切りしたり、生き物を採ったり、釣りをしたり。
泳いだり飛び込んだりできる場所もありますよ。
遊びやすいポイントを見つけられたら、そこは子どもの宝の場所になるでしょう。

田んぼや畑で遊びましょう。
人に会ったら挨拶すれば大丈夫。怒られたりはしません。
田んぼや畑は季節の数よりいっぱい変化します。稲も作物も、草も生き物も。
お散歩の楽しさは、田んぼや畑が極みです。子どもの遊びは生活です。
だから私たちの生活を支えてくれている田んぼや畑は、子どもの遊びも支えてくれるのです。

海で遊びましょう。
ハワイもエーゲ海もいいですが、もっとずっと身近な海が一番。
波の音と砂さえあれば、子どもの遊びの世界では「海」です。
クルージングもバナナボートもいいですが、まずは貝殻を拾うだけでいいですね。

運営しているプレーパークや遊び場の
紹介をしています。
プレーワーカーズが運営しているプレーパークの紹介や移動型遊び場「プレーカー」で関わっている遊び場の紹介などをしています。
まずは、遊びに来てみてください♪

子どもの居場所○○(まるまる)
住所:宮城県名取市下増田丁地96-2
遊べる時間:10時~17時
年齢、学区、地域に関係なくどなたでも利用できます。
入場料無料
※子どもだけで来ることはできますが、小学生の預かり、乳幼児の託児はしていません。
※駐車場はありません。
運営:一般社団法人プレーワーカーズ
後援:宮城県小児科医会
お問い合わせ:022-397-7507
※団体さまのご利用は寄付を頂いております。
チラシの開催日をご確認の上お越しください。


自分でつくる遊び場・居場所「○○(まるまる)」

ここの名前は○○(まるまるです)
子どもの遊び場であり、居場所にしたいと思っています。でも、「こうでなきゃダメ!」「こうしなきゃダメ!」という場所にはしたくありません。ここに来た子が、その子にとってのちょうどいい名前を心の中でつけて欲しい。どんな名前にもなれる。だからここの名前は「〇〇(まるまる)」です。みんなが輪になれますように。こころのカドがとれていきますように。
「○○(まるまる)」の特徴
- 開いているときには、いつも誰かスタッフがいます。
- どんな年齢の子も来ることができます。
- どこの学校の子も来ることができます。
- 申し込みはいりません。ただ呼んでほしい名前を教えてください。
- 子どもは誰でも無料です。
- いじめ・虐待・差別は、みんなで決して許しません。
- みんなで自由を大切にします。
- 大人も来ることができます。ただし子どもの邪魔をしません。
- 大人はできるだけ運営にご協力ください。
2023年度実績
開催日数:291日
延べ参加数:2,366人
視察・見学:16人
十三塚公園プレーパーク
【住所】
宮城県名取市 十三塚公園 管理棟前広場
【遊べる時間】
遊べる時期:4・5・6・7・9・10・11月
(8・9・12・1・2・3月はお休み)
時間:10:00~12:00、14:00~17:00
(雨天中止)
◎年齢、学区、地域に関係なくどなたでも利用できます。
◎入場料無料
主催:一般社団法人プレーワーカーズ 022-397-7507
後援:名取市、名取市教育委員会
助成:公益財団法人 子ども未来支援財団「子どもサポート基金」事業


こんなことしてみよう!

たとえば、火起こし。舞ぎり式火起こし器やファイヤースターターを使って、火起こしをしてみませんか?焼きたい食べ物を持ってきて、焼くのもいいですね。その他、木工作ができるノコギリやトンカチなどの工具も用意します。浮きのブランコやモンキーロープも設置するかも!?その日によって変わる遊びをお楽しみください。
箱から外に出よう!
家やクルマや建物、それは箱。
周り全部が囲まれている。
外には床も壁も天井も無い。
外で地面に立って、風に吹かれて、光を受けよう。
外は世界とつながっている。
みんな同じ空気を吸っている。
だから、さあ、外であそぼう!
自由な
プレーパークは子どもの自由な外遊びの場です。
やってみたい
プレーパークは子どもの「やってみたい」という表現や思いを受け止め気持ちに寄り添い、子どものいろいろなチャレンジを可能にします。
子どもの味方
プレーパークには子どもの目線で考える「プレーワーカー」という大人がいます。子どもが求めれば一緒に遊びます。遊びの中で何かを教えたり一緒に考えたりする子どもの味方です。
対等な関係
遊びの中では子どもと大人は対等な関係です。子どもの持ち味や行動の背景を見つめ、ひとりの人として関わります。
見守る
ここは学校に行っていなくても来ていい子どもの居場所です。みんなが安心して過ごせるように願ってつくりました。「できない」「違う」と感じることがあっても、それがその子の大切な個性です。子どもが自分らしく遊び、子どもたちのペースに合わせて成長できる環境をつくり、温かく見守りましょう。
加瀬沼公園プレイパーク (冒険あそび場ネット・プレーワーカーズ共同事業体)
【住所】
宮城県宮城郡利府町加瀬新堤下
【遊べる時間】
4月から9月:9時00分から17時00分まで
10月から3月:9時00分から16時00分まで
(天候等により変更になる可能性があります。)
◎年齢、学区、地域に関係なくどなたでも利用できます。
◎入場料無料
主催:宮城県 022-211-3138 (都市環境課公園緑地班)
実施:冒険あそび場ネット・プレーワーカーズ共同事業体
(宮城県委託事業)022-264-0667

プレーパークへようこそ!

プレイパークは、子どもが自由にのびのび遊べることを大切にする遊び場です。ここでは遊びに来る一人ひとりが主役。公園の自然やその魅力を引き出す遊び道具・遊具も使いながら、それぞれの「楽しい!」「やってみたい!」を見つけてみませんか?自由な遊び場をみんなで一緒につくっていきましょう。
自由に遊んで子どもは育つ
子どもが興味を持ち、「やってみたい!」という気持ちで始まるものが「遊び」です。自分の関心を土台に試行錯誤をしながら遊ぶ中で、子どもは様々な発見をし、時には自分の力の限界に挑戦し成長します。子どもが自由に遊ぶと大人は心配になることもありますが、子どもの育つ力を信じ見守ってみませんか?
プレイリーダーがいます
プレイパークには「プレイリーダー」と呼ばれるスタッフがいます。子どもが自分で遊びを見つけ、つくりだし、心ゆくまで遊ぶことができるような環境づくりをするのが主な役割です。遊びのタネを準備したり、空間に遊びのきっかけをちりばめたり、どうしたらできるか一緒に悩んだり。「遊びの主役はその子自身」を大切に、皆さんと一緒にプレイパークをつくっていきます。わからないこと困ったことなどがあればお気軽にお声がけください。
プレーパークけせんぬま
2024年4月から運営団体が変わりました。
プレーパークの開催はこれまでと変わらず継続していきます。
新運営法人:一般社団法人気仙沼あそびーばーの会 https://asobi-ba.wixsite.com/playpark
プレーパークけせんぬまのこれまで

2017年5月 三日町で子どもの居場所・遊び場「こどまど」開始
2018年9月 共同運営の子ども・子育て支援拠点「aso-bon」開始
庭を拠点とする「プレーパークけせんぬま」を週末開催
2024年3月 一般社団法人気仙沼あそびーばーの会へ事業譲渡
実績
2022年度実績
開催日数:33日 参加者数:609人
移動型遊び場「プレーカー」などの遊び場開催情報
宮城県、東北、全国各地で地域の大人が地域の子どものことを思ってプレーパークづくりに取り組んでいます。
私たちプレーワーカーズもその思いに賛同し「プレイバス」「プレーカー」という遊び道具を積んだ車で出張し、協力しています。
2022年度に協力したプレーパーク活動
宮城県仙台市 西中田児童館 そとあそびプレイパーク
宮城県仙台市 個人主催 あすとのあそびば
宮城県石巻市 亀が森冒険遊び場 亀が森地元有志の会
福島県会津若松市 会津子ども劇場 森の冒険あそび場プロジェクト
福島県南相馬市 NPO法人トイボックス 南相馬プレイパーク
福島県郡山市 あそび場つくり隊だんだん プレーカーであそぼ
新潟県糸魚川市 どこでもあそび場mousouカイギ実行委員会 いといがわプレーパーク