能登半島地震からもうじき1年

令和6年能登半島地震からもうじき1年が経とうとしています。

私たちプレーワーカーズは、1月から8月までセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと連携し、避難所内での居場所づくりや公園等での外遊び場の機会を作ってきました。

9月以降も助成金を頂くことができたので、活動を継続できました。

また、皆さまからのご支援、ご寄付のおかげでスピード感をもった支援、柔軟な支援ができ、全国各地のプレーワーカーの協力を得ることで、様々な視点を得ることができました。

まだ、活動は継続していく予定ですが改めて、関わっていただいた皆様ありがとうございます。引き続きよろしくお願い致します。



被災地域の状況は、数か月経っても変わっていきます。特に、能登半島の場合は9月の豪雨災害も重なり、地域によっては進んできたものが逆戻りしてしまったような印象も受けました。そんな中、冬に入ると雨や雪が続く日本海側らしい天気に様変わりしていきました。

冬の外遊びは、、、難しいのでは??

という気持ちも抱えながら、開催した11月30日の輪島での遊び場は、やはり冷たい雨が降り続く中、これまでの賑わった状況とは打って変わり数人の中学生とタープの下でたき火を囲みながらおしゃべりをすることに。
しかし、それもまたいい時間。

温かいスープを作ったり、濡れて閉じた松ぼっくりを火で乾かしながら開く実験をしてみたり、、
時折見せる晴れ間の時は、スラックラインでも盛り上がりました。


12月15日の能登町での遊び場は、屋内も使えるようにしておこうということで、真脇遺跡公園の体験館をお借りしました。
この日も天気はコロコロと変わります。あられが降ったと思ったら、晴れ間が出てきて、虹がかかります。ところがすぐにまた天気が崩れて冷たい雨が降り注ぎます。


晴れたタイミングを見計らって手づくりのゴルフで遊んだり、逆に「あられが見たい!」とあられ乞の儀式を始める遊びが始まったり。
プログラムが決まっていないからこその自由な発想の遊びが展開されて、面白かったです。

12月は、遊び場の開催だけでなく、1月以降の計画や、春以降の見通しを現地の協力者の方々と一緒に話し合う時間もたっぷりと取ることができました。
これまでのことを振り返りながら、「また来年会いましょうね!よろしくお願いします。」と言い合える関係性になれたことが感慨深いなと感じました。実際には、どのような事業展開をしていくか分かりませんが、長いお付き合いになっていくんだろうな、と思います。