【報告】子どもの放課後を考えるシンポジウム

2024年2月23日(金・祝)

名取市増田公民館にて、「子どもの放課後を考えるシンポジウム」と題したイベントを開催しました。今回は、ラジオの公開収録風のセットを会場に作り、4人のゲストを迎えながら「放課後や休日などの自由な時間」について話していきました。

後日、YouTube「プレーワーカーズチャンネル」にて公開予定ですので、ぜひチャンネル登録をしてお待ちください。

https://www.youtube.com/channel/UCf7p2BYCg5Knod8UoUG8wqQ

話をしたのは、我々大人ではありますが、「子どものことは子どもに聞こう!」ということで、事前にアンケート調査やヒアリングも行いました。

アンケートは、名取市内全小学校の5,6年生に協力してもらい、350件以上の回答をいただけました。
・放課後や休日に、どんな場所で、どんなことをしてすごしているのか
・楽しいと思っているのか
・もっと良くなるためにはどうしたらいいか
・大人に対して言いたいことはあるか
などの質問をして回答してもらいました。

結果としては、「自分の家」で「宿題や勉強」、あるいは「ひとりでゲームや動画」という回答がダントツに多い中、自由記述では宿題や勉強を少なくしてほしいという意見が目立ちました。

ヒアリングは、同市内の放課後児童クラブやプレーワーカーズが運営する子どもの居場所○○に遊びに来ている子どもなどへ質問しました。
持って行った付箋に自由に記入してもらったのですが、どの場所でも小一時間書く手が止まらないほどたくさんの意見を出してくれました。学校のこと、児童館や遊び場のこと、政治や景気についてなどなど、大人に伝えたいことも様々あることが分かりました。

そんな子どもの声を元に、考えていくのが今回のシンポジウムの狙いです。
1人目、NPO法人チャイルドラインみやぎ代表理事の小林純子さんからは、「子どもの声を聴くということについて」
2人目、名取市長山田司郎さんからは、「市長の子どもの頃の遊びの風景や子どもの姿」
3人目、子どもセンターらいつ職員の近藤日和さんからは、「東日本大震災後の子ども支援活動を子どもの視点から」
4人目、NPO法人TEDIC代表理事鈴木平さんからは、「子どもの声を聴くことへの責任感」
など、各々時間が短いながらも、大切な話をしてくださいました。

2023年にこども家庭庁が発足し、こどもの意見を聞いて、こどもまんなか社会をつくると謳われていますが、実際に話を聞いてみると、多様な意見・考えを持っていることが分かります。子どもらしい突飛なアイデアを聞いているのもワクワクして楽しいですが、一方で愚痴や不満をたくさん抱えていることも良く分かりました。また、「子どもも意見を持っている」という言葉をそのまま付箋に書いた子もいました。

声をただ聞きました。というところで終わらせず、かと言って子どもの力を信じずに何でもやってあげるということにならないよう、子どももこの社会の当事者の一人として一緒に考えていく姿勢を広げていきたいなと思いました。  (かずき)