講師紹介

須永 力 (すなが つとむ) – 一般社団法人プレーワーカーズ 代表理事

32年以上子どもと遊びと遊び場に関わり続けている、日本で最も古株のプレーワーカー。
世田谷のプレーパークで遊び場とプレーワーカー(プレーリーダー)の存在意義を知り、阪神淡路大震災直後の神戸市長田区での遊び場づくりを通じて、子どもが負った痛手の特効薬は「遊び」であることを目の当たりした。仙台市海岸公園冒険広場での活動が宮城・東北の人々との本格的なつながりとなり、そして東日本大震災の被災地支援事業が、その後の人生の大きな礎となった。宮城県名取市に根を張り、東北の子どもの遊び環境悪化の阻止と改善を目指し「一般社団法人プレーワーカーズ」を設立。

《略歴》

NPO法人プレーパークせたがや「駒沢はらっぱプレーパーク・羽根木プレーパーク」常駐プレーリーダー(1990年~)
「静岡県富士山こどもの国」 主任プレーリーダー(1998年~)
NPO法人冒険あそび場・せんだい-みやぎネットワーク「仙台市海岸公園冒険広場」現場統括プレーリーダー(2005年~)
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 被災地支援事業統括本部長(2011年9月〜)
一般社団法人プレーワーカーズ設立 代表理事(2015年6月~)

《講演・セミナー》

「苦情の来ない公園づくりとは?」
「遊び場を作るって何だ?子どもはどこでも遊べる」
「子どもが子どもでいられる条件」
「25年の実践から」

神林 俊一 (かんばやし しゅんいち) – 一般社団法人プレーワーカーズ 理事

いじめ・不登校の最中、プレーパークに出会う。2010年、東京都次世代育成支援行動計画にて、チャイルドファシリテーターとして子ども300人大人100人 をヒアリング、心の貧困を抱える多くの子ども達と出会う。2011年4月、東日本大震災直後に子どもの心のケアを旗印に、住民協働による遊び場「あそびーばー」を立ち上げ、その後2年間常駐し、住民による運営体制を確立。NPO法人日本冒険遊び場づくり協会宮城県北部長として日本ユニセフ協会との協働し東北各県の仮設住宅、復興公営住宅付近にて遊び場を開催しつつ、住民主体の遊び場づくり支援を行う。2015年、子どもが関わる全ての場所へプレイワーク(子どもの遊びに関わる専門職)の視点を伝えていくために一般社団法人プレーワーカーズを設立。

《略歴》

TOKYOPLAY受託 東京都「次世代育成支援後期行動計画」調査事業(2010年~)
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会被災地支援事業(2011年〜)
ロンドンプレイ視察交流(2011年~)
アースデイ東京 子どもの遊び場づくり(2011年)
南相馬こどものつばさ プレーワーカー派遣(2011年)
認定NPO法人まちぽっと受託 国土交通省地域づくり支援事業 地域コーディネーター(2012年~)
こどもing 設立 事務局/副代表(2012年~)
気仙沼あそびーばーの会 事務局/プレーワーカー(2013年~)
気仙沼市子ども子育て会議委員(2013年~2015年)
気仙沼市市立大谷幼稚園評議委員(2013年~2015年)
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 被災地支援事業 東北北部支部長(2014年〜2016年3月)
気仙沼市地方創世戦略会議委員(2015年)
気仙沼市子ども子育て会議委員(2015年~2017年)

《講演・セミナー》

「震災直後からその後までの子どもの変化」
「被災地における心のケア」
「子どもと遊びと接し方」
「子どもと若者の育ちを支える地域からの共同」

廣川和紀(ひろかわ かずき) 一般社団法人プレーワーカーズ 理事/事務局長

1986年東京都生まれ、学生の頃から少年団、おもちゃ美術館、フットボールクラブなど子どもに関わる市民活動に関わり始めた。就職をきっかけに2009年に仙台へ移住。保育用品・遊具のメーカーで働きながら休日プレーリーダーとして活動した。転職し、職業プレイワーカーとしてプレーカー活動に従事した後、仲間とプレーワーカーズを立ち上げ理事就任。県内外のプレイワーク講座やプレーリーダー研修等の講師も務めている。
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会地域運営委員/認定NPO法人冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク理事/石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会代表/プレイワーカー探求ゼミ主宰

《略歴》

中野どんぐり少年団指導員(2002年~2008年)
新宿区淀橋FC(フットボールクラブ)コーチ(2002年~2008年)
東京おもちゃ美術館学芸員(2007年~2008年)
「渋谷はるのおがわプレーパーク」ボランティアスタッフ(2007年~2008年)
「NPO法人あさかプレーパーク」の会ボランティアスタッフ(2007年~2008年)
朝霞市教育相談室ボランティア相談員(2008年)
東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科(2009年卒)
株式会社ジャクエツ仙台支店(2009年~2014年)
西公園プレーパークの会ボランティア(2009年~2013年)
亀ケ森冒険遊び場プレーリーダー(2011年~)
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 被災地支援事業 東北中部支部長(2014年〜2016年3月)
一般社団法人プレーワーカーズ 理事(2015年~)
子どものまち・いしのまき 事務局長(2016年~2017年)
石巻のプレーパークと子どもの遊びを考える会(2017年~)
廣川和紀のプレイワーカー探求ゼミ(2021年~)
NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 地域運営委員(2022年~)
認定NPO法人冒険あそび場-せんだい・みやぎネットワーク 理事(2022年~)

《講演・セミナー・ワークショップ》

プレーパーク、プレイワークに関する研修やワークショップをニーズに合わせて構築してきました。”子ども”の”遊び”に関する学び合いのファシリテートはお任せください。

「子どもの遊びについて」
「遊びを通じた子どもとの関わり方」
「遊びの環境づくり」
「冒険遊び場における危険管理について」
「子どもと共に暮らしやすいまちづくり」
「プレーパークとは」
「プレイワークとは」
「ロープワークワークショップ」など

メンバー紹介

白幡みゆ(しらはたみゆ) プレイワーカー

1991年生まれ岩手県一関市出身。宮城・岩手県を中心にプレイワーカーとして活動。
振り返ると、「おとなにならなきゃいけない」と背伸びし過ぎて子ども時代を不完全燃焼で終わったような気がします。背伸びは自分の否定の連続でした。やり たいことに挑戦できて、失敗も許されるのが、子どもの遊び。できる事もできない事も身をもって知り、そのままの自分を仲間と認め合える遊び場が子どもに とって必要な環境だと思います。そんな遊び場をつくるため、遊びが人間の土台をつくることを意識して活動しています。

須永美佳(すながみか) 事務局

東北芸術工科大学卒業後、建設コンサルタント、建築設計事務所に勤務。子育て中に仙台市海岸公園冒険広場の自由な遊び場に出会い、わが子を連れ足繫く通う。東日本大震災をきっかけに、被災地での子どもの遊び場「うらやまでプレーパーク」(石巻市)を地域住民として主宰。その後、特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会東北オフィス事務局を経て、現在、一般社団法人プレーワーカーズ事務局。地域子育て支援士、子どもアドボケイト、簿記検定取得。朝は鳥の声と共に起き、夜は星の下で寝るのが大好きな自然派母ちゃん。

廣川紘子(ひろかわひろこ) プレイワーカー

東北学院大学卒業後、仙台の企業に勤務。東日本大震災後、気仙沼市のあそびーばーでボランティア活動に携わり、仙台市の西公園プレーパークの会や石巻市の亀ケ森冒険遊び場に関わるようになる。出産後、木のおもちゃを取り扱うお店で働いた後、プレイワーカーズに勤務。おもちゃコンサルタント、地域子育て支援士、秘書検定2級、リテールマーケティング検定2級、取得。小学生の娘が一人。子ども、大人の『孤独』を無くしたいと思い活動しています。